ホームセンターランキングをバブルチャートにまとめました。4つの数字を比較したチャートで説明しますので是非ご利用ください。
※バブルチャートは、2020年までの数字で作成いされております。
カインズは非上場のため今回は割愛させていただきました。
島中はニトリのTOB前の数字ですので追加しています。
ホームセンターランキング売上シェアのバブルチャート
円の幅の大きさがシャアの大きさを表しています。
上記のチャートを見てわかるように、上位5社で全体の売上シェアはなんと50%程度となります。
今後はやはり上位10社の戦いの中で、M&Aが加速するか、地場でのマーケティングを最大に強化して得意なエリアで継続してシェアを確保する戦い方以外生き残っていけないのではないでしょうか?
ホームセンターランキング売上と経常利益のバブルチャート
上記は売上がY軸で円の幅の大きさが経常利益の大きさを表しています。
ここでわかることは、売上が高くても利益率が低い企業と売上は中堅の企業でも利益をしっかりと確保している企業は一目で理解する事が可能です。
売上上位3社はある程度利益は確保できていますが、ナフコからアレンザHDまではそこまで大きな経常利益を出せてはおりませんね。
ここで注目なのが2社あります。
ワークマンとバローHDです。
ワークマンに関しては、売上トップの企業よりも経常利益を確保できるほど収益性が高いフォーマットでの展開をしている事が分かります。
これを見ただけで、超優良企業であり今後の成長が期待できます。
バローHDも同様な考え方ができるのではないでしょうか?
その他、ハンズマンが少しバブルチャート上では期待が持てる可能性があることが分かります。
このように、売上と経常利益をバブルチャートで確認すると企業の特徴が分かりやすくなりますので是非ご活用ください。
ホームセンターランキング売上と自己資本比率のバブルチャート
上記は円の幅の大きさが自己資本比率の割合を示したものになります。
自己資本比率に関して詳しく知りたい方は是非こちらの記事も見てみてください↓
貸借対照表とは?バランスシート(BS)の簡単な知識を覚えよう!
↑自己資本比率に関しても説明しています。
基本的に高い企業の方が安定性が高いと言われています。
ここで注目なのは、ハンズマンではないでしょうか?
売上は高くないが自己資本比率が非常に高いので、そう簡単には潰れない企業なんだと分かりますね。
その他は、やはりワークマンが数字としては素晴らしいですし、島忠も高い数字となっていますのでニトリがTOBを実施したいと考えたことも納得のいく結果ですね。
ホームセンターランニング売上と平均年収のバブルチャート
では、最後に売上と平均年収の割合をチャートにしたので確認していきましょう。
Y軸が平均年収で円の幅が売上としています。
上記のチャートを見てわかるように、売上と平均年収が比例していないことが分かりますね。
売上の円が大きくても平均年収が低い企業と、売上はまだ少ないですが、利益も出しさらに平均年収も高い企業を比べると、やはり後者が就職にも人気が出てくるのではないでしょうか?
DCMが売上と平均年収で1番大きいことが分かります。
次に、ワークマンやバローHDが続いています。
ワークマンやバローHDの経営戦略は是非研究して学びたいところです。
最後に
表に数字だけが羅列すると、なかなか分かりにくかったり、他企業との比較が難しかったりします。
そんな時は、このようにグラフ化して見てみると違いが明確に理解しやすいケースもありますので是非使ってみてください。
グラフの作成に関するコツは以下を読んでみてください↓
バブルチャートの作り方は以下で詳しく説明しています↓
では、最後まで読んでいただいてありがとうございました。