店舗で売れる売場の作り方は?すぐできる、9個のポイントを紹介!

小売業で使う、陳列方法を覚えよう!タイトル売場作り
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小売業で働くと、必ず出てくるのが売り場作りですね。売り場の作り方や、陳列方法を覚えておく事はとても大切です。
ここでは、陳列方法の種類を簡単に説明していきます。

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小売業の売場の作り方を覚えよう!

バーティカル陳列とは

見やすさを、優先した垂直型技法。

同一品群や関連品を、最上段である一番上から最下段である一番下の段まで縦縞で陳列する方法です。

基本、小売業はショートタイムショッピングが主ですから顧客は歩きながら商品を見て探しています。

顧客の視線は横に流れていきます。

そのため、商品は、縦縞に並べた方が視線を止めやすく、商品を見逃しにくくして見つけやすくなる効果があると言われている。

買い忘れの防止、衝動買い、ストック買いの効果も高いことからバーティカル陳列はとても有効で、海外の小売業でも良く使われている陳列方法である。

ホリゾンタル陳列とは

多アイテムの陳列を可能にする水平型陳列方法。

商品を棚板の横に並べて水平に配列する方法をホリゾンタル陳列と言われている。

ホリゾンタル陳列はバーティカル陳列と比べて、多くのアイテムを陳列する事が可能である。

サイズ別の陳列も行いやすく、関連商品の組み合わせがしやすい事もメリットである。

※ウィス陳列をする際には活用できる陳列といえる。

ただし、商品が探しづらく、顧客の立ち止まる回数に比べ買い上げ率は下がる傾向にあるために飲料などわかりやすいカテゴリーのゾーン展開や小型の店舗である程度コンパクトにSKUを陳列しないといけない店舗に適しているといえる。

コンビネーション陳列とは

上段から中段までをバーティカル陳列し、下段の展開を水平型で陳列する方法を、コンビネーション陳列と言う。

棚効率を高めて、買上げ率の高い売場を実現するためには、バーティカル陳列とホリゾンタル陳列を組み合わせたコンビネーション陳列が有効である。

上段から中段はバーティカル陳列がされているため、顧客は見つけやすく、最下段は水平型の陳列にし、安価で数量が沢山売れる商品群を展開する事をおすすめする。

大型商品を含めたスポット商品や、ボリューム感のある単品量販型の展開も可能となる。

スロット陳列とは

定番ゴンドラの中にある一定の箇所において、上段から下段までを全て同一商品1〜2アイテム程度でボリューム展開をしたり、同一テーマの商品によってスロット=溝や隙間のように陳列する物である。

商品としては、PB(プライベートブランド)商品、ベーシック商品、コモディティ商品など誰もが知っていて買上点数が高い商品を設定し、ゴンドラ内に引き込む事ができるマグネット商品を選択する事が主流である。

量目別陳列とは

同一カテゴリーなどで規格量目が異なる場合に用いられる。

例えば、ドリンクコーナーにおいて、350ml、500ml、1.5L、2Lなどの商品や、ベビーおむつ売場でS・M・L・Bigのサイズそれぞれの量目別に配列する事で、商品が選びやすくなる。

基本的には、衣料品であればカラーなど趣味趣向が強く出る部分はベーシックな色に絞る。(白・黒・グレー・紺など)

しかしサイズはしっかり豊富に配列する事で、顧客の選択できる幅が広がり様々なニーズに対応する事ができるようになる。

価格別陳列とは

商品を選択する場合、価格を重視する。

100円や500円均一商品のコーナー、そして商品のバンドル販売を集合させて配置するなど。価格帯別に集合陳列する陳列方法。

POPでは棚毎に帯のPOP(棚一列分の長いPOP)などでわかりやすく表現される事が多い。

選びやすく、価格の安心感がありとても買いやすい陳列方法である。

前進立体陳列とは

商品が通路や棚板の下段が前面まで前進かつ立体的に並び、積み上げられている陳列方法。

売場のボリューム感を作り、多くの商品を整理・区別しながら提示する基本的な陳列で店舗の清潔感や商品への安心感を提供できる。

段ボールカット陳列とは

入荷した、商品の段ボール荷姿のまま、付いているカットテープやカッターである一定の深さにカットして陳列する方法だが、商品のフェースを見せたり、段ボールカットの商品をインクリネーション(斜めにカット)にするなどによって、視認性を高めるための工夫がされる事もある。

段ボールカットがしやすくされていたり、デザインの優れた段ボールなど技術が高まっている。

積んでいる、中段の段ボールは商品がしっかり見えるように段ボールを切って中の商品が見えるように工夫して陳列される事が重要。

ジャンブル(投げ込み)陳列とは

ジャンブルケースや平台、投げ込みのカゴ什器などに商品をランダムに投げ込んだイメージで陳列する方法。

商品の傷みや割れなどに注意が必要である。

また、陳列数量が少ない場合にはボリューム感が損なわれない工夫が重要。

※ジャンブル陳列は、数量が売れる特売商品などをボリュームを持って投げ込む時に良く使われる陳列方法でとても買上げ点数を上昇させるためには有効といえる。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

陳列方法も色々あります。

自分なりに試してみて、商品によって効果的な陳列方法を選択できるようになると売上UPの効果も期待できるのではないでしょうか?

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