北海道の代表的なスーパーマケットの業績をまとめました。
アークス・イオン北海道・コープさっぽろ・北雄ラッキーの4社の業績を表にてして説明しますので是非読んでみてください。
北海道のスーパーマケット代表的4社
アークスグループ
イオン北海道
コープさっぽろ
北雄ラッキー
の北海道では代表的な企業である、4社に絞って説明していきます。
北雄ラッキー以外は全国的にも有名企業ですので言わずもがなですが北雄ラッキーは北海道では誰もが知っている企業です。
価格はそこまで安い印象ではありませんが、鮮度が良いと評判の企業です。
コジカカードといった電子マネー機能付きのハウスカードを導入して顧客の囲い込みもしっかり実施しており、エリアによっても商品構成を変えるなど地元に根付いた活動をしており支持されている企業ですね。
北海道のスーパーマケット売上高ランキング紹介
NO | 企業名 | 売上高(百万) | 前年比 | 時価総額(直近) |
1 | アークス(連結) | 556,946 | 107.3% | 143,086 |
2 | イオン北海道 | 319,900 | 172.1% | 173,299 |
3 | コープさっぽろ | 304,294 | 108.4% | 非上場不明 |
4 | 北雄ラッキー | 39,762 | 99.6% | 3,945 |
アークスグループは北海道では、アークス以外でもラルズ・東光ストア・福原などが有名です。
※福原は地方に強いスーパーマーケットになります。
売上のシェアはアークスが25%程度でイオンとコープさっぽろが21%〜22%を占めているためこの3社で北海道のスーパーマーケットシェアの約70%を占めるため絶対的なシェアとなっています。
北海道のスーパーマケット利益ランキング紹介
NO | 企業名 | 営業利益高(百万) | 前年比 | 営業利益率 | 純利益(百万) | 荒利率(百万) |
1 | アークス(連結) | 17,748 | 146.4% | 3.2% | 12,967 | 25.7% |
2 | イオン北海道 | 9,365 | 115.5% | 2.9% | 5,852 | 25.4% |
3 | コープさっぽろ | 9,362 | 300% | 3.0% | 6,500 | 非上場不明 |
4 | 北雄ラッキー | 462 | 115.6% | 1.2% | 192 | 25.8% |
ここで注目する部分はコープさっぽろです。
非常に利益面で改善されています。
店舗事業1917億5100万円(前期比4・6%増)
宅配事業1041億1700万円(16・9%増)
※店舗事業は赤字が続いていたにもかかわらず今回大きく黒字に転換しました。
営業利益の内訳は、店舗事業8億8000万円、宅配事業86億円となった。
コープさっぽろはトドックといった宅配サービスがとても強い事業になっています。
北海道では、家の前でトドックのオリコンをとてもよく見かけるくらい利用されているサービスです。
ドラッグストアーのサツドラなどとも合同企画のチラシなどを実施したことで店舗事業が好調だったようですね。
北海道のスーパーマケット自己資本比率ランキング(ROA・ROE含む)
NO | 企業名 | 自己資本比率 | ROA | ROE |
1 | アークス(連結) | 62.7% | 5.1% | 8.1% |
2 | イオン北海道 | 42.7% | 4.0% | 9.4% |
3 | 北雄ラッキー | 27.9% | 1.2% | 4.5% |
4 | コープさっぽろ | 非上場不明 | 非上場不明 | 非上場不明 |
コープさっぽろは上場していないので不明としています。
すいません・・・
ここでもアークスグループが強いのがわかりますね。
自己資本比率に関して詳しく知りたい方は以下を読んでみてください↓
北海道のスーパーマケット利益剰余金と有利子負債
企業名 | 利益剰余金(百万) | 有利子負債(百万) |
アークス(連結) | 112,514 | 15,831 |
イオン北海道 | 29,973 | 24,094 |
北雄ラッキー | 4,100 | 7,306 |
利益剰余金は今まで儲けてきたお金
有利子負債は利子がかかる借金ですので基本的には銀行などからの借金と考えて問題ありません。
最後に
2021年はワンストップショッピングの需要がすごく高まった年だったと考えます。
食料品から日用雑貨まで揃い、化粧品や薬関係などを全て展開している、スーパーマーケットであれば、一つの店舗で必要な商品が全て揃います。
今までは、スーパーマーケットは成長が止まっていた印象ですが、外出自粛や密回避などが追い風となって好調に推移している印象です。
最近では、チラシの送客をしながらしっかり自社ブランドを強化し、商品力を高めて差別化してきていると感じます。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。