マーケティング用語で知らない言葉が良くでてきませんか?
メジャーな言葉を5つ簡単に説明します。
マーケティングが専門ではないので時間をかけて勉強までしたくないけど軽く覚えたい方は是非読んで見てください。
小売業でもこれだけは覚えたい、マーケティング用語5選!
マーケティング用語には、今まで聞いたことのないものが沢山出てきて、打ち合わせ等してても一体何を言っているのか理解できない!
と経験したことはありませんか?
直接大きくかかわらなくても、どのような言葉なのか知っておくことはすごく重要だと思います。
1個1個出てくる度に調べて検索するのはめんどくさい。
そこまで具体的に内容を理解したいとは思っていない。
意味だけ理解しておきたいといったニーズにお応えするべく記事を記載します。
今回説明する用語は以下の5つに絞ります。
- ベネフィット
- STP
- マーケティングの4P
- 3C分析
- SWOT分析
ベネフィットとは?
ベネフィット(Benefit)は基本的に、価値・利益・便益とかと略されることが多いですね。便益と伝えているものが最近では特に多いと思います。
私は、ユーザーにどのような価値を与えることができるか?といった形でとらえています。
ドリルの話なんかが特に有名でよくたとえで使われています。ユーザーはDIY等で穴をあける作業が必要になった時に板とドリルを買おうと思います。
ですが、ユーザーはDIYで自分が好きなテーブルなのか椅子なのかを作るために板とドリルを購入しようとします。
ユーザーにとっての価値は自分自身が使いやすいテーブルや椅子を作るために板とドリルが必要であって本当にユーザーにとって必要なのはドリルを使わなくても最初から自分が求めているテーブルや椅子を作れるように穴などが開いている板があれば良いのです。
ここでユーザーが求めているのはドリルではなくて年に1回使うか使わないかわからないドリルを買わせることではなくてドリルなど工具がなくても自分の好きな大きさのテーブルや椅子を作ることができるものを与えることが大切です。
その時に、簡単に工具なしで誰でもDIYが楽しめるといった価値を与えることができます。
STPとは
STPとはそもそも何の略か説明します。
- Segmentation(セグメンテーション)
- Targeting(ターゲティング)
- Positioning(ポジショニング)
上記の3つの頭文字をとってSTP分析となります。
Segmentation(セグメンテーション)
Segmentation(セグメンテーション)は、ユーザーを細分化することとします。
例えば居住区・気候・性別・年齢・職業・年収・子供の有無・価値観・趣味・行動等色々な切り口でユーザーを分ける事と考えてもらえるとわかりやすいと思います。
Targeting(ターゲティング)
Targeting(ターゲティング)は、セグメントされたユーザーの中から特にリーチしたいユーザーを選ぶことです。
ここで注意が必要なのはセグメントした中から選ぶのでニッチになりすぎずにマーケット規模をしっかり考える事が大事だと思います。
※業種にもよると思いますが。
Positioning(ポジショニング)
Positioning(ポジショニング)は、他社の状況を考えてしっかり差別化できるところを見つける事です。
簡単に説明すると、販売しようとしている商品が高級でよい素材を使ってデザインもおしゃれな椅子を販売しているトップ企業があります。
そんな中同じように高級で良いデザインのものを作っても売れないですよね。
安くてデザインのいいものを作っている企業がないからここのポジションを狙って差別化を図ろうと考える方法です。プロットして考えることが多いと思います。
良く使われるものなので簡単にでも知っておくとよいと思います!
マーケティングの4P
4つのPから始まる言葉を使うことからマーケティングの4Pと言われています。
- Product(プロダクト)商品
- price(プライス)価格
- Place(プレイス)流通・チャネル
- Promotion(プロモーション)訴求
簡単に説明すると売れるものをどのように作るか考えるときは、Product(プロダクト)商品とprice(プライス)価格を考えます。
売れる仕組みをどのように作るかを考えるときは、Place(プレイス)流通・チャネルとPromotion(プロモーション)訴求を考えます。
※Placeはちょっとわかりづらいですね。私は最初ピンとこなかったです。簡単に説明すると、どこでどのようにものを販売するか?みたいに考えると良いかと。ネットで販売するべきか?実際の店舗を立てて販売するべきか?イベントの催事スペースで売るべきか?等々いろいろありますね。
3C分析
市場を正しく理解するためによく使われる分析方法ですね。その名の通り3つのCの頭文字の言葉から作られています。
- Customer(カスタマー) 顧客
- Competitor(コンペティター)競合
- Company(カンパニー) 自社
Customer(カスタマー) 顧客は顧客のニーズや市場規模及び成長性などを分析します。
Competitor(コンペティター)競合はどのような競合がいるかをリサーチします。競合の強みや弱みを把握することもとても大切です。
Company(カンパニー) 自社は自分達の強みや弱みを2つのCを分析したのちに改めて分析すること。
SWOT分析
SWOT分析は戦略を立てるときによく使われる分析手法です。
- Strength(ストレングス) 強み
- Weakness(ウィークネスズ) 弱み
- Opportunities(オポチュニティーズ)機会
- Threats(スレット) 脅威
Strength(ストレングス) 強みとWeakness(ウィークネスズ) 弱みは内部の目線で考える。
Opportunities(オポチュニティーズ)機会とThreats(スレット) 脅威は外部の目線で市場・顧客・競合の目線で考える。
自分たちの強みと弱みを理解して外的要因である、機会(ビジネスチャンス)に対して自分たちの強みを活かせるのか?外的脅威が生じたことで弱みが出てくればそこに対して対策を打つべきなのか?
常に自分たちの強みと弱みを考えて、世の中の流行やサービスの変化をとらえて行動するための分析指標と私は考えています。
簡単な説明ですが是非興味がある方は自分でもいろいろと勉強してみてください。