ポイントカードって顧客の立場だとポイントがもらえるからとってもお得と思うだけだと思います。
ではポイントカードを導入している側の企業とポイントカード自体を運営している企業でどのようなビジネスモデルになっているのでしょうか?
ポイントカードは普段身近にある販促の1つですが、実際企業側からの視点はわからないと思います。簡単にわかりやすく説明します。
※一概にすべてが説明している内容ではない可能性がありますのでご理解ください。
今までの経験上の話をします。
ポイントカード販促について詳しく説明します。
ポイントカードには簡単にいろんな提携企業で利用できるカードと1つの企業や店舗ではないと使うことのできないタイプがあります。
ではその2つのポイントカードに関して以下より説明します。
ポイントカードには簡単に2種類ある。
ポイントカードは共通ポイントカードとハウスカードの2種類が基本的にあります。
共通ポイントカードとは
ここが、今ほとんどの方が使っているだろうカードの大部分です。今後はほとんどがプラットフォーマーといわれる企業が発行しているポイントがメインになります。その他のカードはほとんど淘汰されていくと予想されます。
(dポイント・楽天ポイント・Tポイントなどが共通ポイントになりますね)
ハウスカードとは
これは、自社の独自なカードのことを言います。AスーパーマーケットやBドラッグストアのみで使えるポイントカードのことを言います。
顧客の囲い込みはできますが今後広がりがなくなり利便性がないことからなくなっていくと予測されます。又は共通ポイントも使えるなど共存型が生き残っていくと予測されます。
共通ポイントカードとハウスカードのメリットデメリット
共通ポイントカードは様々な場面で使えるため簡単に言うと日本どこでも使える”円”と一緒にたとえたとするとハウスカードはある一部の地域でしか使えない円ならぬお金の種類見たいなイメージを持つとわかりやすいかと思います。
その地域や店舗でしか買い物はしません!
といった顧客にとってはハウスカードでも問題ありませんが、今の世の中インターネットから様々なチャネルで買い物ができるため、この地域だけで使えればOKといった人は少ないと思います。
どうせならいろんなところで買い物できたほうがいいのは当然です。
共通ポイントカードのメリットとデメリットとは?
様々な、企業やECで使えるので、利便性が圧倒的に高いのは共通ポイントカードです。
では共通ポイントはメリットしかなくハウスカードはデメリットしかないのでは?
と思うかもしれませんがそうではありません。
ポイントカードの仕組みは基本的に自社で付けたポイントは自社が負担しポイントを利用した際には共通ポイントの発行先がその分の金額を補填してくれる仕組みになっています。
付与に対しての料率でポイントカード事業は成り立ちますね。
1ポイント付与したら例えば0.2%を手数料として払うみたいなイメージです。
共通ポイントカードはいろいろな場面で使えるため顧客にとっては便利でしかありませんが、小売の店舗からすると自分の店舗で付与したポイントを他の全く関係ない店舗で使われるケースがあります。
その場合はポイント経費はかかったがポイントを利用してもらえなかったため再来店につながらず販促経費だけがかかったのでは?と葛藤することになります。
あとは自分たちでは販促をコントロールしにくい点もあります。
ハウスカード(ポイントカード)のメリットデメリットとは?
上記で伝えた通り、ハウスカードはある一定の地域や企業でしか使えないので利便性の面ではマーケットは狭いので不便な時があります。
ですが、ハウスカードは自社のポイントカードシステムですので、例えばこの時期はイベントを実施したいのでポイント10倍にしよう。
極端なはなし明日ポイント10倍にしようなど臨機応変に対応できますし、自分の店舗で付与したポイントが全く関係ない店舗で使われるなんてことはありえません。
ここはハウスカードのメリットといえます。
このあたりがざっと説明するメリットデメリットです。
まとめ
総合的に考えると共通ポイントカードのほうが企業にとっても顧客にとっても良いのではないかなと考えます。
プラットフォーマーはメディアも強力ですし、企画も強力です。
ですが、
現在では、マーケティングに使う事もあるので、ハウスカードと共通ポイントカードを2つ販促として使うのが一番良いかと考えます。
さらにダブルでポイントがつかない場合はIDPOS分析をする際に、正確な実績が追えなくなる可能性がありますので、ダブルで使えることをお勧めします。
さらにダブルでポイントがつかない場合はIDPOS分析をする際に、正確な実績が追えなくなる可能性がありますので、ダブルで使えることをお勧めします。
以上ポイントカードの簡単な説明です。